(2年・男女)
本校では自動車整備士国家資格である2級ガソリン自動車整備士と2級ジーゼル自動車整備士資格のダブル取得に向けた専門的な指導を実施。学習と実習、実習と学習を密接に交互リンクさせることで、技術と知識を高い次元で融合させ、自動車の整備実務全般に関連する複合的・体系的な学習ができるようにカリキュラムを構成している。さらにビジネス実務など、実社会で必要となる項目もおさえ、即戦力を育んでいく。この綿密な学習内容と、卒業時に実技試験免除で2級自動車整備士の資格が受験できる指定校だけの特典によって、本校への関心は普通科高校はもとより、短大・大学卒業者にまで高まっている。
▼豊富な「実習」における体験 2 級自動車整備士養成プログラムのなかでも、大半を占めるのが豊富な実習時間である。まずはガソリンとジーゼルという、燃料や作動原理・構造などが大きく異なるエンジンの双方に精通し、整備することができる具体的な技術を習得。さらにシャシ・動力伝達系・電装品などの、部門別の整備技法を身につける。また実際の修理を想定し、故障の原因を探って的確な修理を施すための故障探索実習などをふまえた自動車整備実習が、本学科の中心となるカリキュラムである。さらに、社会に出て実際の仕事に役立つガス溶接などの工作作業や、自動車検査作業なども幅広く習得し、これら関連資格の取得を目指す。2年間で実習カリキュラムに費やされる授業時間は、実に全体の3分の2もの1,200時間以上にもおよび、卒業後の現場でも落ち着いて自信を持って作業することができるだろう。
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